働き方科

理学療法士は勝ち組⁉負け組?勝ち組になるための方法も解説!

理学療法士は勝ち組なのでしょうか?それとも負け組?

理学療法士として、給料が上がらず、やりがいも少しずつ失われ、いわゆる「負け組」になってしまわないか不安ですよね?

私も10年働いても、中々給料が上がらない現状に不安になりました。

しかし、行動すれば必ず年収は上がりますし、やりがいも得られます!

不安を抱えたまま働き続けるよりも、不安が生じた今!行動しましょう!

この記事では理学療法士としての自分が「勝ち組」になる方法についてお伝えしています!

理学療法士の勝ち組とは?なりたい自分を想像しよう!

なぜなら、目指すべきところをはっきりとさせないと自分の行動もブレてしまうからです。

そもそも勝ち組とは以下の定義に当てはまる人のことを指します。

  • 裕福である
  • 地位が高い
  • 容姿端麗である
  • 望んだ人生を実現している

自分がどうなったら勝ち組だと感じるのか、自分自身を知り、具体的な目標を設定しましょう。

裕福である

先ほどの「勝ち組」の定義に当てはめて、まずは裕福の基準を知る必要があります。

野村総研によると、準富裕層は金融資産5,000万円以上となっています。

ここまでお金が貯まれば裕福であると言えるでしょう。

仮に22歳から60歳までの38年間貯め続けるとすると、
年間約132万円(毎月約11万円)貯める必要があります。

理学療法士でそこまで貯金するには、やや難易度が高いですね。貯められるでしょうか?

地位が高い

勝ち組の基準2つ目は地位が高いことです。

地位が高いとは以下のことを指します。

理学療法士は職業としてどうでしょうか?

【職業・専門知識】は当てはまりそうですが、その他は個人で変わってきそうですね。

容姿端麗である

勝ち組の基準3つ目は容姿端麗であること。

理学療法士は日々患者様と関わる仕事なので、最低限の容姿は必要になると思います。

以下のような外見は、患者様の信頼を損なう可能性があるので注意しましょう。

  • 極端な肥満
  • 手入れされていない髭
  • 整っていない髪型
  • 過度な化粧
  • 猫背などの姿勢の悪さ

運動を人に教える立場なのに、あまりにも容姿に気を遣えていないと説得力がありません。

容姿は生まれつきの要素も大きいため、極端な改善は不要ですが、プロフェッショナルとして最低限の基準を満たしておきましょう。

望んだ人生を実現している

勝ち組の基準4つ目は望んだ人生を実現しているかです。

結局、周りからどう思われようと、自分で望んだ人生を進めているなら、それが自分にとっての勝ち組なのではないでしょうか?

  • 給料が低かろうと、やりがいをもって楽しく仕事ができている。
  • プライベートと仕事と両立できている。
  • 研究や学会発表に励む。
  • 地域に貢献できている。

自分にとって納得のいく日々を過ごしましょう。

理学療法士の勝ち組の年収は?平均年収を公開!

理学療法士は給料が安いと言われていますが、実際は平均的です。

国税庁が発表した民間給与実態統計調査によると、平均年収458万円となっています。

対して、厚労省の令和4年賃金構造基本統計調査によると理学療法士の平均年収は431万円です。

平均値をわずかに下回る結果ですが、「負け組」と言われるほど安くはない印象ですね。

理学療法士の給料事情を詳しく知りたい方はこちら↓
理学療法士の給料は安い⁉初任給は?昇給は?退職金は無い⁉【実態を調査!】

理学療法士が勝ち組になるには?ポイント5選を解説!

勝ち組になるために、切っても切れないのは「お金」の面です。

納得のいく人生にするための土台として、やはり収入の面は大切でしょう。

理学療法士で収入を上げていくには以下の方法があります。

  1. 出世して管理職になる
  2. 転職して年収を上げる
  3. 開業して独立する
  4. 副業して別のスキルを身につける
  5. 専門・認定療法士を取得して自信をつける

    ひとつずつ解説していきます。

    出世して管理職になる

    出世をすると役職手当が付き、年収が上がります。

    【リハビリテーション課 課長】という役職は誰もが一度は憧れる肩書ですよね。

    しかし、残念ながら仮に役職がつき、給料が上がっても、その分負担も増えて時間単価はほとんど変わらないケースもあります。

    努力と昇給率が見合わないことがあります。

    転職して年収を上げる

    おすすめの昇給方法の一つです。

    今の職場で給料が上がらないなら、最初から給料が高い職場へと転職しましょう!

    特に訪問リハビリは元々給料が高いので、おすすめの転職先の一つです。

    訪問リハビリの給料が高い理由は以下のとおりです。

    1. インセンティブ制度が導入されているから
    2. 設備費がかからないから
    3. ベテランが多いから

    詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
    【訪問リハビリの給料が高い理由を徹底解説!】 事業所選びのポイントも紹介!

    開業して独立する

    理学療法士として誰もが憧れる開業。

    自分で会社を経営し、成功すれば間違いなく勝ち組と言えるでしょう。

    成功したときの年収は数1,000万円クラスにもなる可能性があります。

    ただし、開業は年収を上げる方法の中でも最も難しい方法です。

    理学療法士として開業することはできないので、

    場合によっては失敗して借金を背負ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

    副業して別のスキルを身につける

    出世は難しい、開業も厳しい、そんな時は副業をやりましょう。

    理学療法士としての技術を磨き続けるのはもちろん大切ですが、多様性が求められる現代では別のスキル獲得も勝ち組になる方法の一つです。

    例えば似通ったスキルの副業なら以下のものが挙げられます。

    1. トレーナー
    2. ヨガ
    3. ピラティス

    などの、理学療法士の知識を生かしつつ別の副業を行う方法もあります。

    また、全くのスキルを身につけるなら以下の副業もおすすめです。

    1. プログラミング
    2. デザイン
    3. ブログ
    4. Webライティング

    違ったスキルが身につけば、理学療法士の方を副業にすることも可能です。

    専門・認定療法士を取得して自信をつける

    専門・認定療法士を取得して、自分の存在感を高めていくのも勝ち組になる方法と言えるでしょう。

    分野のスペシャリストになることで以下のメリットがあります。

    1. 出世できる
    2. 専門性の高い職場に転職できる
    3. かなりの自信になる。

    時間と労力をかけて取得した専門・認定療法士には価値があります!

    しかし、取得しただけでは収入に直結しないのが残念なところですね。

    理学療法士の勝ち組になるための転職方法について解説!

    年収を上げる最も簡単な方法は転職です。

    出世、副業には時間がかかりますが、転職は成功すればすぐにでも給料が上がります。

    今の職場での給料に不満がある方はすぐにでも転職活動を始めてみましょう。

    転職には2パターンあります。

    1. 人から紹介で転職する
    2. 求人から応募する

    細かく分けると様々なパターンがありますが、大きくはどちらかです。

    それぞれ解説していきます。

    人からの紹介で転職する。

    新しいクリニックや訪問看護ステーションの立ち上げで声をかけてもらうことがあります。

    メリットは、知り合いから直接、もしくは知り合いを通しての勧誘の場合はすでに信頼性を得られていて働きやすいことが多いでしょう。

    デメリットは、転職のタイミングが周囲の環境次第になってしまい、声がかからなければいつまでも転職ができなくなってしまうことです。

    自分から友人に「知り合いで療法士を募集しているところない?」と聞きまわるのも一つの手段ですが、効果は薄いでしょう。

    求人から応募する

    転職チャンスが中々訪れない場合は、自分から求人をチェックしましょう。

    まだまだ療法士を必要としている職場はいくらでもあり、必ず見つけられます。

    具体的には以下のとおりです。

    1. PT-OT-STネット
    2. 転職エージェント
    3. チラシ・広告

    転職エージェントは自分に合った職場環境を相談できるため、おすすめです。

    まとめ

    勝ち組の定義とは以下のとおりです。

    • 裕福である
    • 地位が高い
    • 容姿端麗である
    • 望んだ人生を実現している

    理学療法士になるだけで【勝ち組】とは言えないけど、【負け組】とも言えません。

    結局のところ、勝ち組になれるかは自分次第です。

    世間的に見て勝ち組になるためには以下の方法がおすすめです。

    1. 出世して管理職になる
    2. 転職して年収を上げる
    3. 開業して独立する
    4. 副業して別のスキルを身につける
    5. 専門・認定療法士を取得して自信をつける

    「理学療法士は負け組だ!」と悲観するのではなく、自ら望んだ人生を過ごせるように行動していきましょう。