理学療法士として数年働いているけど、最近やりがいがないんだよなぁ。
この仕事の魅力ってなんだっけ?
長年勤めていると、そんな感情を抱くこともありますよね?
でもそれって危険サインですよ!
先ずは初心に帰って、やりがいしかなかったあの頃を思い出しましょう!
どんな時にやりがいを感じるか、理学療法士歴12年の私が解説します。
この記事を読むと、
・理学療法士のやりがい 気持ちの面3選
・理学療法士のやりがい 技術面3選
について実体験を踏まえて解説します!
明日から仕事のやりがいが出てきますよ!
私自身の体験も踏まえてご紹介します。
理学療法士のやりがい 気持ちの面
理学療法士は患者様のメンタル面と密に関わる仕事です。
こちらが病んでしまうと、患者様の活気を奪ってしまうことにもなりかねません!
一度、気持ちの面を入れ替えましょう!
①患者様からお礼を言ってもらえたとき
理学療法士として、患者様のリハビリに携わり、お礼を言っていただけた瞬間がすごく嬉しいですね。
理学療法士は、患者様とマンツーマンで密に向き合うことになります。
一人ひとりと関わり、施術をし、お礼を言ってもらえる。社会の役に立てているなぁと感じる瞬間です。
新人の頃は嬉しくて嬉しくてしょうがなかった気持ち、ベテランが忘れてはいけない心ですね!
②患者様のお身体が回復されたとき
リハビリをして担当患者様が回復されたときはすごく嬉しいです。
理学療法士の醍醐味そのものなのではないでしょうか?
例えば
・歩けなかった方が歩ける
・引きこもりの方が友人と外食へ行く
・仕事復帰を諦めていた方が復職する
このように患者様が回復してくださると、とても嬉しいです!
自分の仕事はこの方のお役に立てたんだなと感じる瞬間ですね。
③ご家族からお礼を言われたと
理学療法士としてニーズを叶えなければならないのは、患者様だけではありません。
寝たきりや病気が原因で意思疎通が取れない方もいます。でもその患者様を1番近くで支えているのはご家族です。
そのご家族から
「おかげさまで母が元気になりました」
「父の介護が楽になりました」
と言ってもらえることもあります。
患者さまから直接お礼を言われなくても、すごく報われる瞬間です!
理学療法士のやりがい技術面
やっぱりプロフェッショナルとして仕事をしていくうえで、技術面の向上はすごく大事!
療法士として成長できたとやりがいを感じます。
①自分の技術が上がったと感じるとき
自分の技術が上がったなぁと感じるときには仕事がとても楽しく感じます。
結構勘違いされるのが、リハビリに特殊な技術と言うものは存在しません。
では、技術の向上とは、
勉強により知識がついて、わからなかった現象がわかるようになったり、患者様の反応が良く、即時効果が出たり、
こういった成果が出ると仕事をしていて、すごく楽しいです。
②担当の患者様が増える時
理学療法士は、新人の時は、担当患者様がごく少人数からスタートします。
少しずつ経験を積んでいくと、上司から「あの人も見てみろ」、「この人も見てみろ」と担当人数がどんどん増えていきます。
こんなとき、レベルアップした感じがありました。
私の最初の職場では一部、患者様からの指名制度のようなものがあったのですが、
中堅(5年目)位の時に、その日の担当患者様がほとんど指名の方で埋まった時がありました。
人から必要とされている感じがとても嬉しかったことを覚えています。
③身内の不調に気付けることもある
やりがいというよりかは、スキルの1つですが、家族や友達がどこかの箇所を痛めてしまったときに異変には気が付きやすいです。
直ぐに異変に気付くと、病院への受診を勧めることができます。
痛い箇所放っておくと、後で大変なことになっている
こういったケースを避けられると、あの時はお前のおかげだよと感謝されることもあります。
(理学療法士は診断はしてはいけないので必ず病院に行き、医師の診断をもらいましょう。)
自分の祖父母に施術を行うと、最高のじじばば孝行になりますよ!
まとめ
理学療法士は患者様と密に関わる職業です。
初めの頃は、身体に触れるだけでビクビク。
挨拶するだけで緊張。
会話も続かない。
そんな新人時代には、一人ひとりの患者様に「ありがとう」と言われる。
それだけでモチベーションになっていたはずです!
ベテランになると、当たり前のように感じている療法士といるかもしれませんが、
そんな新人の頃を思い出して、今一度、「やりがい」を見つけて仕事に励みましょう!